Three and Four

今回のアルバムは野江がオルガニストと共演をするきっかけにもなった建部さとこ、

様々な場面で共演している信頼するドラマー 中野圭人とのトリオ演奏を長く海外に出ていた

中野圭人の帰国を待って録音することになった。どの曲においても彼の特性が良く 出た好演奏を展開。

オルガントリオでの演奏が4曲、そして彼が最大限の信頼を置くトランペッター田中洋一及び

サクソフォニスト 柏谷淳に2曲づつゲスト参加してもらいカルテットでの演奏が4曲収録されている、

それがアルバムタイトルの「Three and Four」 になっている。 野江直樹 (ギター) 1981年12月26日生まれ。

幼少時はエレクトーン、15歳からギターを始め20歳の頃にはジャズ演奏を始めている。 2006年には自身初の

リーダーアルバムをリリース、その頃から多くの有能な人材を有する関西のジャズギターシーンにおいても

一つ抜けた若手として注目を集めながら着実に成長。 正統派ジャズギターの流れをおさえながらも独自の

清新な音色とフレーズで誰もを魅了するスタイルを築き、様々なシーンで 活躍している。

建部さとこ (ハモンドオルガン) 幼少から電子オルガンに親しみ20歳の頃にハモンドオルガンとジャズに出会う。 非常に知的でクールなスタイルを持つオルガン奏者。  

中野圭人 (ドラム) 16歳よりドラムを始める。大阪芸術大学入学後ジャズに目覚め幾多の名手達とセッションを経験する中、 非常にアグレッシブながらも豪快にスイングする演奏が高く評価され日本の若手ドラマー界における最注目株である。

田中洋一 (トランペット) 関西外国語大学中退後単身渡米しBERKLEE COLLEGE OF MUSICでジャズを学びアートファーマーアワード受賞。 帰国後多数のアーティストと共演。「第4回なにわジャズ大賞」受賞するなど現在大きな注目を集める気鋭のトランペット奏者。  

柏谷淳(アルトサックス) 甲南大学入学と同時にアルトサックスを始めるが在学中より頭角を現し、現在フルバンドから様々なジャズバンドより 共演を請われる幅の広い音楽性を持つプレイヤーである。

【曲目解説】

1.Shade of plant (Naoki Noe)   1曲目は野江のオリジナル曲をトリオで演奏。彼の特性がよく出たゆったりと落ち着いたトリオアンサンブルを聴かせる。

2.Tune up (Miles Davis)  マイルスデイビス作曲のおなじみの曲、柏谷淳のアルトサックスをフィーチャーしてアップテンポで豪快に演奏。

3.Little girl blue (Richard Rodgers) ギターでの美しいバースに続きこの優雅なスタンダード曲を野江は朗々と歌い上 げている。

4.I’m an old cowhand (Johnny Mercer) ソニーロリンズの名演でお馴染の「おいらは老カウボーイ」のタイトルで知られる曲。田中洋一のトランペットをフィーチャーして軽快に演奏。

5.Back of the house (Naoki Noe) 野江のオリジナルブルース。ニューオリンズファンクのようなテイストを少し持ったドラムのリズムが 面白い。録音日にスタジオの中でメロディーを思いつきそのまま録音。

6.Tears (Naoki Noe) 柏谷淳のサックスをフィーチャー。このアルバムの中では非常にポップに感じられる野江のオリジナル曲。 散歩中の鼻歌で出来たらしい。

7.Before the day dawns (Naoki Noe)  田中洋一のミュートトランペットをフィーチャーした野江のオリジナル曲。 毎年行く夏の日本海で太陽が徐々に昇ってくる朝やけのイメージを基にしている。

8.I'll be seeing you (Sammy Fain) 最初に野江の美しいギターソロで、1コーラスゆったりと聞かせる。ギターソロ でのライブ経験も多い野江だがさすがに美しく精緻な内声を自然に盛り込み彼独自の音楽性も充分に感じられる演奏となっている。